H19橋梁FEM解析他補強設計業務委託

斜材により梁を支持する対策工法

 

近年の走行車両の大型化や交通量の増加に伴い、鋼部材の溶接部に疲労きれつが発生する損傷が顕在化してきました。特に橋梁を支持する鋼製橋脚に疲労きれつが発生した場合、急激にきれつが進展し、最悪の場合には部材が破断し落橋する危険があります。当社では平成16年から平成18年にかけて、国土交通省土木研究所のアドバイスを受けながら、鋼製橋脚の隅角部(梁と柱の交差部)に発生した疲労きれつの補強設計を行いました。設計ではFEM解析により溶接部の応力を把握し、亀裂除去を行った後、梁を斜材で支持することで隅角部の応力低減を図る対策工法を採用しています。

 





疲労きれつの例 FEM解析モデル

 

発注機関

国土交通省 東京国道事務所

対象橋梁 2橋
対象橋脚 鋼製円柱橋脚、鋼製門型角柱橋脚
解析方法 立体FEM解析(弾性解析)

きれつ補強

隅角部、支承部ダイヤフラムの応力低減対策